シェアハウスに住んで分かったメリットとデメリット

私は今まで3軒のシェアハウスに住みました。
実際にシェアハウスで生活した際に気づいた「メリット」「デメリット」について、正直に書いていきます。
一人暮らしで、普通の賃貸アパートやマンションか、それともシェアハウスにしようか、悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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私がシェアハウスを選んだ理由

まずは、なぜ私がシェアハウスに住もうとしたかについて。
シェアハウスの「メリット」としてよく挙げられる【家賃】【通勤・通学が便利】という点にとても魅力を感じました。

特に東京なら【家賃】は高いですし、一人暮らしで普通の賃貸を借りるなら【通勤・通学が便利】なところに住むことは難しいです。

家賃は、一人暮らしの平均家賃のおよそ半分または3分の1程度。
シェアハウスのある場所が人気エリアだったのもあり、かなり格安に見えました。
通勤・通学が便利は、職場または学校に近い場所にシェアハウスを借りることで、時間の短縮ができると考えました。
満員電車に乗るのが苦痛になっていたので、電車に乗らずに徒歩で通えるのは素晴らしいことです。
今思うと、シェアハウスに住むまでの私は、「メリット」の部分しか目に入らず、総合的な判断ができていませんでした。
自分の性格および生活に合うかよく考えた上で、賃貸に住むか、シェアハウスに住むか考えたほうが良いです。

シェアハウスのメリット

シェアハウスのメリットは人によって異なるでしょう。
私が実際に感じたメリット3点についてご紹介します。

家賃(生活費)、初期費用を抑えられる

東京の都心部または人気エリアにおいて、一人暮らしで賃貸アパートやマンションを借りようとすると、8万円〜10万円(共益費なども含む)以上することが多いのではないでしょうか。
家賃を抑えるには条件(エリア、築年数、駅からの分数、その他条件など)を変えるしかなく、毎日の生活が便利であるとは言えなくなってきます。

そこで考えるのが、シェアハウスです。
シェアハウスは基本的に、そのエリアでの一人暮らしの平均家賃の、およそ半分程度で借りることができます。
また、家賃以外にもメリットが多いです。
必然的に家賃や必要経費の節約になるため、お金が貯まりやすく、生活が楽になります。

・水道光熱費やインターネット料金も家賃に含まれる
・敷金礼金なし(契約更新料はあっても小額)

なお、一人暮らしと家賃がさほど変わらない、シェアハウスも中にはありますが、オシャレだったり設備が充実していたりするので、格安だと思います。

家具・家電付き

初めての一人暮らしの場合、家具や家電を買わないといけません。
ベッド、冷蔵庫、洗濯機…安いものを選んでもトータルで数万円はかかります。

シェアハウスではあらかじめ家具・家電は揃っているので、初期費用を抑えられます。
また、荷物ひとつで入居することができ、その日から生活できます。

・ベッド、布団
・クローゼット
・冷蔵庫、洗濯機など

通勤・通学が楽、睡眠時間の確保が可能

職場や学校の近くにシェアハウスを借りる。
そうすることで、通勤または通学が非常に楽になります。

大きなメリットとしては、満員電車に乗ることがなくなることです。
無駄な通勤時間を短縮し、睡眠時間を確保することができます。

シェアハウスのデメリット

次は、シェアハウスに実際に住んで感じたデメリット、5点についてご紹介します。

共有スペースが好きなときに使えない

共有スペースとは、他の入居者と一緒に使う場所のことです。
トイレ、シャワールーム、洗面台、キッチン、リビングなどが該当します。
どのシェアハウスでも、他の人のことを考えずに、長時間使用する人がいます。
そのため、使いたい時に使えないことがあります。
また、朝の時間帯はトイレ、洗面台、シャワールームが非常に混雑します。
これは仕方ないことですが、ほぼ毎日ストレスを感じます。

共有スペースでトラブルがある

どのシェアハウスでも共有スペースでトラブルが発生しています。
共有スペースの環境は、他の住民の生活態度次第です。
特に騒音問題、物の紛失が発生すると、引き続き生活することが困難になります。
問題が発生した場合は、速やかに管理会社または管理人に報告し、解決してください。
以下は、私が今まで体験した共有スペースでのトラブルです。
発生場所 トラブルの内容
水回り(トイレ、シャワールーム、キッチン、洗面台) 長時間の占拠、水浸し、汚れたまま
リビング 長時間の占拠、汚れたまま、騒音問題
冷蔵庫 他人の食料などを勝手に食べたり飲む、賞味期限切れなど放置、食べかけ飲みかけ放置
玄関 靴を脱ぎっぱなし、泥などの汚れ
廊下、階段 足音、会話による騒音問題

会話や交流を求められる

某ドラマの影響や、シェアハウスの大きなメリットとして語られる様々な人との交流。
多くの人に誤解されていますが、全てのシェアハウスが交流を目的としたものではありません。

私のように、生活費の節約だけを目的に住んでいる人もいます。
なお、必要最低限の挨拶だけしているため、他の住民と距離を置いていても、トラブルになったことはありません。

しかし、異文化交流、異業種交流、国際交流などを全面に打ち出しているシェアハウスでは、会話や交流は避けられないでしょう。
シェアハウスは共同生活です。シェアハウスのテーマに沿った対応が難しいようでしたら、他の人に失礼なので、そのシェアハウスから退出したほうが良いです。

苦手な人と生活することになる

価値観や生活態度そのものが異なる人が多いため、苦手だなと感じる人と生活することになります。
相手も同じように感じているため、どこかギクシャクすることでしょう。
他人に多くを求めず自分が妥協するか、管理会社または管理人に相談して解決を図るしか方法はありません。

友達や恋人など外部の人を部屋に呼ぶことができない

シェアハウスは基本的に、セキュリティの問題で、外部の人は入れないところが多いです。
共有スペースはもちろん、部屋にも呼ぶことはできないと思ってください。

そのため、友達や恋人、家族とは外で会うことになります。
その分、費用がかかることもあります。

シェアハウスに住んで分かったこと

神経質な私にとって、シェアハウスでの生活は、デメリットのほうが多かったです。

私のような「他人と過ごす時間よりも自分の時間を大切にしたい」人は、普通の賃貸アパートやマンションにすべきです。

また、今までのシェアハウス生活を振り返ると、家賃や通勤・通学時間は節約できましたが、それ以外の多くの時間を失った気がします。

しかしながら、人との交流や生活をより重視する人は、賃貸よりもシェアハウスをおすすめします。
確実にいろいろな人と知り合うことができ、人脈づくりにも役立つことでしょう。

シェアハウスのメリットとデメリットを踏まえて、自分の性格に合うかどうかだと思います。

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