家賃の安いシェアハウスの現実と、住んで分かったこと

引っ越しなどで、新居を探している時、誰もが一度は「家賃はなるべく安く抑えたい」と思うことでしょう。
また独身なら、賃貸よりもシェアハウス、家賃の高いシェアハウスよりも安いシェアハウスはどうなのかと考え始めるのではないでしょうか。
今回は、安いシェアハウスの現実、住んでみて分かったことについて書きます。

スポンサーリンク

部屋は相部屋(ドミトリー)

一部屋に複数人が生活するため、家賃はシェアハウスの中で一番安いです。
二段ベッドは狭く、荷物置き場も広くありません。
なお、ベッドが上か下かは選べません。契約時に空いているベッドが自分のスペースです。

また、カーテンなどで仕切られていることが多いですが、音漏れなどするため、プライバシーはありません。ただ寝るだけです。

そのため、以下の作業などは遠慮していただくか、禁止となっているシェアハウスが多いです。

・大音量で音楽を聴く、動画などを視聴する(音漏れがある)
・通話
・会話
・飲食(臭いのない水は問題ない)
・飲酒、喫煙
・その他、他の住民に迷惑となる行為
私はドミトリーに約1年間住みました。
睡眠は取れましたが、心身ともにリラックスできず、最後の方は疲れがなかなか取れませんでした。
ドミトリーは、好き嫌いがはっきり分かれると思います。
■ドミトリーに向いている人
・物音など気にせず、どこでも寝られる人
・基本的に外にいて、寝るだけの人
・プライバシーを気にしない人
・人との交流を強く求めている人
・とにかく家賃を抑えたい人
□ドミトリーに向いていない人
・上記「ドミトリーに向いている人」の【すべて】に当てはならない人
(ひとつでも該当しないようでしたら、ドミトリーはやめたほうが無難です)

共有スペースはトラブルになりやすい

シェアハウスの共有スペースの環境は、他の住民に大きく左右されます。
それぞれの生活態度、価値観など…ここまで違うのかと驚きます。
私が今まで家賃の安いシェアハウスで経験したトラブルをいくつか発表します。
・水回り(トイレ、シャワールーム、キッチン)
→長時間の占拠、水浸し、汚れたまま
・リビング
→長時間の占拠、汚れたまま、騒音問題
・冷蔵庫
→他人の食料などを勝手に食べたり飲んだりする、賞味期限切れなど放置している
・玄関
→靴を脱ぎっぱなしにする
・廊下、階段
→足音や会話などの騒音問題
このようなことをされてたとしても、特に何も気にしない人は、家賃の安いシェアハウスは向いています。
また、他人と住んでいるので、家賃の高いシェアハウスでも起こりうる問題かと思います。
悪意はなく、もしくは間違いで起きたことかもしれませんので、当事者に直接指摘するのではなく、まずは管理会社または管理者に相談してみてください。

家賃の安いシェアハウスに住んで分かったこと

世の中にはいろいろは人がいて、様々な価値観、考え方があること。
また、自分の考えるルールや生活態度は他の人から見ると間違いの可能性もあること。
綺麗に言うと以上になりますが、どこまで許容できるかが重要です。
家族やカップル、夫婦でも同じではないでしょうか。
トラブルが発生しても、慌てず騒がず落ち着いて・・・
まずは自分自身、許せるか許せないか冷静に考えた上で、管理会社などに相談するなどしてください。
もし感情が出てしまったら無理せず、普通の賃貸をおすすめします。
家賃の安さを取るか、自分らしい生活を取るかは自由です。
この記事が、家賃の安いシェアハウスを検討されている方に参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました