求人は沢山見るけど、製造業の仕事ってどうなの?キツくないの?そう思う方は多いのではないでしょうか。でも実際に働いてみると相手が機械なので気を使わず、ただひたすら仕事に集中できる環境です。他業種で働いていて、人間関係がうまくいってない人におすすめします。
工場ではとにかく安全第一
工場で働く場合、特に不安に感じるのは労働環境です。工場によって環境は異なりますが、安全については各社厳しく対応しています。
工場内では、事件や事故がないように頻繁に安全についての教育が行われます。機械に囲まれた職場なので、特に会社側は細心の注意を払っています。過去には大怪我をされた方や、亡くなられた方がいらっしゃるので、その出来事を教訓として労働者には無理をさせないようにしているのです。
なぜここまで安全にこだわるのか。それはやはりその工場で生産している製品のイメージを下げることと、労働者本人と家族を悲しませてしまうことがあげられます。常に万が一のことを考え、他の仕事よりも働いている人を大切にしています。
工場では夜勤もありますが、なるべく定時に帰宅できるようにしています。私が働いていた職場では繁忙期を除き、残業無しで帰ることができました。疲れがたまると次の日の勤務に影響し、事故が起きる可能性が高まるからです。また、夜勤は心と身体に負担をかけるので、多い人は産業医との面談を必ず行うことになります。労働時間が増えた場合も面談を行い、健康管理について助言や指導をしてもらいます。
このようなことは工場や会社の規模が大きいほどしっかりやっている印象があります。50人以上の事業所には産業医を置かなければならないといったルールもあるので、健康管理を真面目に取り組みたい方は大きい工場を選ぶと良いでしょう。
覚えることがたくさん、最初は辛い
ほとんどの工場の仕事は昔に比べてかなり効率化されています。しかし、初めての人にはやることが多く感じることでしょう。ミスを繰り返してパニックになったり、予想外のトラブルに巻き込まれ、一人で抱え込む人もいます。そんな時は遠慮せず同僚または上司に相談してください。工場で務める人は一見、職人のような感じで相談しづらく感じますが、一度人間関係を築けば家族のように接してくれます。優しくて真面目な性格の人が多いので、困った時は包み隠さず話しましょう。
また業務に関する資格取得は積極的に行ってください。自分ができる仕事の範囲を広げると、重要な仕事を任せられやすいです。工場内でやる気をアピールする効果的な方法だと思います。
さいごに
近年は製造業で働く若者が減少していると聞きます。恐らく先入観で敬遠してるのだと思いますが、非常にもったいないです。劣悪な環境の工場はなくなりつつありますが、もし心配でしたら働いてる人に聞いてみてください。ネットでも情報がある場合がありますので、まずは調査を行いましょう。
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